「ChatGPT(チャットジーピーティー)」。
メディアでいろいろ取り上げられていますが、聞くだけではなく、実際にChatGPTにふれてみたい方に、始め方・登録手順・使い方を解説していきます。
目次
ChatGPTとは?
ChatGPTはアメリカのOpenAI社が提供しています。
どういうものかというと、一旦、AIチャットサービスをイメージするで良いと思います。
テキストで質問をすると、回答を返してくれる、あれです。
ただし、AIチャットサービスの回答文は、事前に用意(登録)されている場合がありますが、ChatGPTは違います。
ChatGPTは、AIによるディープラーニング(深層学習)を繰り返しながら、人が理解できる自然な文章を作りだして(生成して)回答します。
こういったことから、ChatGPTは、生成AIツールと呼ばれています。
質問を工夫すると、文章を要約してくれたり、簡単な物語を生成してくれたりもするわけです。
利用は無料?アカウント登録せずに使える?
ChatGPTの利用は無料です。利用にはアカウント登録が必要です。
ChatGPTは有料版もあり、無料版からアップグレードすることができます。
例えば、マイクロソフトMicrosoftがAIチャットを用いた「Bing」のサービスを提供しています。Bingはマイクロソフトの検索エンジンですが、AIチャットを用いた「Bing」にはChatGPTの技術が用いられているとされています。(ChatGPTはAPIなども提供しています)
利用にはマイクロソフトのアカウントが必要ですが、マイクロソフトのアカウントがある方は、まずはこちらを試してみることもできます。
ChatGPTのアカウント登録方法(手順)
アカウント登録画面へ
OpenAI社の「ChatGPT」サイトへアクセスし「Try ChatGPT」をクリックします。
または直接「ログイン画面」へ。
「Sign up」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力
上部にEメールアドレスを入力して「Continue」をクリックします。
(Gmail、Microsoft、Appleのアカウントでログインをしたい方は、下部の該当箇所をクリックしてログインを行います。)
設定したいパスワードを入力して「Continue」をクリックします。
メールの認証
入力したEメールアドレスに確認メールが送られます。
送られてくるEメールを確認してください。
以下のメールが送られてきますので「Verify email address」(メールアドレスの確認)をクリックします。
氏名と誕生日を入力
「First name」(名前)、「Last name」(苗字)、「Birthday」(誕生日)を入力して「Continue」をクリックします。
電話番号の認証
続いて、電話番号を入力します。
「+81」のあとに、「090~」であれば先頭のゼロを取って「90~」と入力します。
「Send code」をクリックします。
入力した電話番号宛にテキストメッセージが届きます。
そこに記載されているコードをサイトに入力して認証します。
登録完了
ChatGPTの説明、注意事項などが表示されます。「Next」ですべて進み「Done」をクリックすると、ChatGPTの利用画面になります。
ChatGPTの使い方
使い方を簡単にご紹介します。
画面下部の入力欄「Send a message」に、質問や要望をテキスト入力します。
今回は「ChatGPTとは?」と入れてみました。
上記のような回答が返ってきました。
左側に、題目も自動で作成されます。同じ題目であれば、このなかで、質問・回答を繰り返すことができます。
ChatGPTのログインとログアウト
「Sign up」を行った「ログイン画面」からログインができます。
ログアウトは画面左下から行えます。
ChatGPTの有料版
ChatGPTは無料で利用できますが、有料版へのアップグレードが可能です。
- Available even when demand is high(需要/利用者が多いときでも利用可能)
- Faster response speed(応答速度が速い)
- Priority access to new features(新機能に優先的にアクセス可能)
ChatGPTを利用する際の注意点
便利で簡単に使えるツールですが、注意しなければいけないことがあります。気をつけましょう!
- 入力したテキストは、ChatGPT側で保存され、ChatGPTの改善に活用されます。よって、個人情報や会社の機密情報などは入力しないようにしましょう。
- ChatGPTがすべてに完璧な回答を返すわけではありません。ときに古い、また間違った回答を返します。100%信頼できる情報が返ってくるわけではないことを理解しておきましょう。
- ChatGPTが返した文章は著作権など権利関係が曖昧です。ChatGPTの文章をそのままどこかで使うと問題になる恐れがあるので注意しましょう。
- 現在(2023年6月)、ChatGPTのアカウントの削除は可能ですが、一度削除すると同じメールアドレス、電話番号でのアカウント再作成はできないようです。
ChatGPT、今後どんどん発展して、サイト自体も、使い方も、活用の仕方も、いろいろ変化していくと思われます。どんな未来になっているのでしょう。